平成28年女性局・青年局合同大会
平成28年12月04日
12月4日、女性局(局長 笹原平内町議)、青年局(局長 鳴海県議)は、女性・青年党員約150名参加のもと「女性局・青年局合同大会」を開催、主催者挨拶の後、江渡聡徳県連会長が挨拶、続く議事では「平成27年女性局・青年局活動報告」と、衆議院選挙必勝に向けた活動、組織の強化、広報研修活動の強化などを盛り込んだ「平成28年女性局・青年局活動方針(案)」を原案どおり承認した。
最後に「次期衆議院選挙に勝利するため、全女性・青年党員が勝利の原動力となるべく活動に邁進していく」としたアピールを承認、ガンバロー三唱で閉会、大会後は、遊説局長の堀井学衆議院議員が質疑応答を交えながら講演した。主な内容は下記のとおり。
○資料1【平成28年女性局・青年局活動方針】
○資料2【大会アピール】
【「いつ解散総選挙が行われるか分からない状況であり、今年の参議院選挙の結果を踏まえ、地方に根差し、地域の特性を見据えた地方版の政策をしっかりと打ち出していかなければならない。世界では、アメリカでもトランプ大統領が誕生することとなり、保守主義が蔓延し、内向きの政治が進む流れがあるが、こうした時代だからこそ、わが国はしっかりと安定した政権をつくり、女性、青年が輝き、自らの主張を訴えられる社会を築いていく必要がある。青森創生、日本創生のために力を貸していただきたい」と挨拶する江渡聡徳県連会長】
【約150名の女性・青年党員が参加した合同大会会場】
〇遊説局長 堀井学 衆議院議員講演要旨
スケート選手を引退後、全国で講演をさせていただく機会があったが、印象に残っている高校が、青森県立北高校である。
病気で右腕を失った剣道の選手がおり、話をさせていただいた。
彼は県大会優勝、東北大会3位、全国大会ベスト32という成績を収めており、彼の夢は、一生懸命やれば達成できるということを教えられ、励まされて生きてきたので、自分もやればできるということを教えることができる先生になりたいということだった。
その後、大学を卒業し、教職員の免許を取り先生になったと聞いた。
私も選挙の時、苦しかったり、辛かったり、諦めそうになる時は、そうした日本全国で会った、奇跡を起こしてきた人達を思い起こして、自分を奮い立たせて取り組んでいる。
中学生の時、大会に出ても成績が出ない時があったが、その時の恩師は、私ががっかりしていると、一生懸命練習すれば必ず速くなると声をかけてくれた。
単純で素直だったので、明日からも練習を頑張ろうと思えた。
高校の恩師も、大学の恩師も、いかなる時も可能性を信じる言葉をかけて、その人の内側にあるやる気を引き出してくれて、私は挑戦し続けることができた。
相手がどんなに強大な相手でも、その時総理を務めている人に向かっていく覚悟であろうが、世界で戦って、外国人の2m近い選手に勝つことであろうが、あらゆる逆境をはねのけることができたのは、恩師たちが育て築き上げてくれた心が私の中にあるということであり、今こうした厳しい選挙区でも立ち向かいながら活動をしている。
スポーツを通して学んだことは、夢・目標を持つこと、挑戦すること、あきらめないこと。
高校の恩師に教えられたことで、今でも役立つ言葉がある。
自ら取り組めば、工夫するようになる。
自ら取り組めば、研究するようになる。
自ら取り組めば、アイディアが湧く。
皆様のご子息で、芸術文化スポーツで頑張っている方がいましたら、是非その言葉を伝えてあげていただきたい。
アベノミクス三本目の矢に民間投資を喚起成長戦略というものがあり、室蘭では、東燃と日揮がバイオマス発電に250億円の投資、新日鉄住金が自社の港を埋め立て300億円投資して関連産業企業を招致する、苫小牧では二酸化炭素の排出を抑制するため、地中に二酸化炭素を埋め込む作業が始まろうとしている。
企業が全ての利益を蓄えているわけではなく、あらゆる場所で、民間企業による投資が行われているということをご理解いただきたい。
自民党は経済ばかりという声もあるが、市町村、都道府県の税収が上がり、お金が回ることで、最終的に医療福祉、教育、子育てなど生活が向上するサービス強化に取り組むことができ、好循環というものはそこに生まれてくる。
安倍総理は国論を二分するような政策にも真っ向から取り組んでいる。
その最たる例が平和安全法制であり、北朝鮮のような国がある中、国民の命を守るため、世界平和に貢献し、秩序を守り、連携強化を図るということである。
残念ながら、野党は戦争法案というレッテル貼りをして対案を出さず、批判を繰り返している。
TPPは、日本の人口が減る中、国内の消費が減っても、世界は人口増加社会で食糧問題が起こると言われている中、日本のおいしいお米や食べ物を、高いお金で買ってもらうというルールづくりである。
わが党の党是は憲法改正ですが、自衛隊は違憲状態と言われている。
震災の時、自衛隊がどれだけ活躍して国民の命を救ったか、いつまでも身分の保障がなされないまま放置することはできない。
自衛隊を憲法の中に明記させていただき、自衛隊は戦争する人ではない、わが国の領土・領海・領空を断固として守り、国民を守る部隊だということを、憲法改正の中にしっかりと明記しなくてはならない。
これからも、自民党に所属する一人の国会議員として、青森県選出の議員と力を合わせて、皆様のお支えをいただきながら、誇れる自民党、誇っていただける党運営、国政運営に努めていきたい。