第68回自由民主党青森県支部連合会定期大会

平成29年04月09日

 4月9日、党員・党友約400名参加のもと第68回県連定期大会を開催、はじめに江渡会長が挨拶、続いて三村知事からの祝辞の後、津島衆議院議員、木村衆議院議員が挨拶、大島衆議院議長の特別講演の後、議事に入った。
 議事は、平成28年党務報告のほか、丸井政調会長が「県民誰もが輝くことができる一億総活躍社会の実現」「青森独自の地方創生による人口減少社会の克服」など9項目からなる具体的政策、「常在戦場の精神で、来る衆議院選挙に勝利する」とした3項目の党活動からなる平成29年党運動方針案(※1)を提案、いずれも原案どおり決定した。
  最後に、選挙権年齢が引き下げられたことを見据え「未来を担う女性・青年党員の獲得に全力を尽くし、盤石な党組織を築き上げよう」とした大会アピール案(※2)を承認、ガンバローコールで閉会した。

 ○資料 ※1【平成29年党運動方針
 ○資料 ※2【大会アピール

【安倍政権は、経済の再生、デフレからの脱却など着実に成果を挙げてきたが、わが県の状況を考えると、さらに若者が仕事に就くことができ、しっかりと子育てができる環境をつくっていかなければならない。民の力、「民力」というものを活かし、地方創生の取り組みを強力に進め、本県が今まで以上に飛躍できるよう邁進していきたいと挨拶する江渡聡徳会長】

【地方の課題は、人口減少の中で経済をどう保つかというところにあり、本県は攻めの農林水産業、観光、企業誘致を進め、若い方々の起業・創業を後押しする仕組みをつくっている。2025年には団塊の世代の方が全て75歳を超えるため、地方自治体として、一人一人にここで生きて良かったという仕組みを提供することができるのかが課題であり、部局横断的に取り組みたいと挨拶する三村申吾知事】

【観光、農業、社会保障政策に取り組んでおり、色々な職種の皆様と連携して、地域包括ケアシステムの仕組みづくりに取り組んでいる。日本の未来を切り拓くのは、いつの時代にあってもわが自民党であり、今後も、党活動に多くの党員が集う自民党をつくっていくため頑張っていきたいと挨拶する党厚生労働副部会長、国土交通部会副部会長 津島淳衆議院議員】

【先般成立した予算は、地方創生に1,000億円を計上している。県内自治体の背中を押して、地方創生を進めていくという思いで取り組んでいきたい。われわれは、非現実的なこと、耳障りのいいこと、裏付けのないことではなく、責任ある政党として、県連会長を中心に今年度も邁進してくと挨拶する衆議院地方創生特別委員長 木村太郎衆議院議員】

【わが国の憲法の課題は、第一に選挙制度の問題、国会議員は日本国民の代表であり権利は平等であると書いているため、司法の世界から、衆議院は違憲状態であるということが出されている。それを放置すると国権の最高機関である立法府が国民の皆様から信頼を失ってしまうという観点から結論を出すために努力し、昨年の通常国会で成立が果たされた。第二は、国際情勢の中、安全保障をどう考えるかという問題であり、憲法第9条をどのように解釈してどう判断するかということが大変な議論となった。昨今は、天皇ご退位の問題をどう考えていくか、国民の代表である国会議員としての結論、各党、会派のご意見を頂戴し、立法府としてこれが総意だということを取りまとめさせていただいた。憲法は生活に関係ないものだとは思わずに、われわれが生きる全ての法律の基本であるという意味で、日々の生活の中で考える機会を持っていただきたいと講演する大島理森衆議院議長】

【高樋憲黒石市長の発声による党勢拡大と衆議院選挙必勝を期したガンバロー三唱】