青年局 農協青年部協議会との意見交換会
平成30年03月16日
3月16日、青年局は同世代の青年団体と交流を深め、政策に反映させていくため「青森県農協青年部協議会との意見交換会」を開催、鳴海青年局長、農協青年部協議会の川口委員長挨拶の後、自己紹介と各組織が取り組んでいる主な活動を紹介、意見交換に入った。
意見交換では、農業の担い手不足や新規就農補助金などの活用、また、農地集積への取り組み状況など、若い世代の農業者が現場で感じている多くの意見が出された。
主な内容は下記の通り
- 職業体験として農業を経験する人を増やすことで、将来、独立できる農業者が増えるのではないか
- 農地の大規模化をしなければ補助金での優遇措置を受けられず、将来は若い人と共同で、りんごをつくっていく予定である
- これからの農家は会社の経営者にならなければならないため、農家に経営指導する場が必要
- 私たちの親世代は、体力の関係でいつ離農するか分からず、農地の集積といった投資をするのは難しい
- 国は、5年後、10年後の明確な農政のビジョンを示すべき
- 種子法の廃止で県内の品種に影響が出ないようにしてほしい
- 中間管理機構で農地を集めると、山間地や老朽化している田が入ってくるため、もっと流動的に使いたい
- 鳥獣被害が深刻化してきているが、地元猟友会は高齢化しているため、若い世代の農業者が狩猟免許を取りやすくするべき
【意見交換で挨拶をする鳴海青年局長】