青年局大会

平成30年03月18日

 3月18日、青年局は党員約100名参加のもと「青年局大会」を開催、鳴海青年局長による主催者挨拶、江渡会長による挨拶の後、津島衆議院議員、木村衆議院議員、滝沢参議院議員が挨拶、議事では「平成28年青年局活動報告」、選挙必勝に向けた組織づくりなどを掲げた「平成29年青年局活動方針(案)」を原案どおり承認、任期満了に伴う役員改選では、花田県議を新局長に選任。
 その後、「いかなる逆風でも勝ち抜くことができる強靭な党組織の構築のため、先頭に立って活動することを誓う」としたアピールを承認、ガンバロー三唱で閉会した。
  大会後は、党青年局長の鈴木馨祐衆議院議員が講演を行い、最後に鳴海県議、花田県議、齊藤県議をパネリストに加え、「若者が政治に参加するにはどうすればよいのか」をテーマにパネルディスカッションを行った。

 ○資料 ※1【平成29年青年局活動方針
 ○資料 ※2【青年局大会アピール

【2年数か月間、局長を務めてきた日々を振り返ると、街頭活動、青年団体との交流など青年局だからこそできる活動をすることができた。これまでのご協力に感謝し、未来を切り拓くのは青年局との気概をもって、これからも青年局活動へのご支援をお願いしたいと挨拶する鳴海青年局長】

【昨年10月の総選挙は、選挙区が1つ減るという状況下で、しっかりと結果を出すことができ、皆様からの暖かいご支持ご支援に感謝申し上げます。これからの政治は、人口減少社会でも生産性を高め、豊かな社会をつくることができるかが課題であり、われわれは生産性革命、人生100年時代に向けた改革を確実に進めていく、そのために、皆様が県内各地でリーダーとして頑張っていただきたいと挨拶する江渡聡徳会長】

【参議院で今年度の予算を審議しているが、予算委員会のメンバーとして、国民生活に密着した予算を一日でも早く上げるため、緊張感をもって取り組んでいる。財務省による公文書の書き換えは看過できない問題であり、真相をしっかりと究明することが必要であると挨拶する滝沢求参議院議員】

【衆議院選挙は、若い方々が比較的自民党を支持したという結果が出ており、青年局の皆様の頑張りによるものだと感謝申し上げます。人口減少という局面は日本の歴史にはないが、地方創生という流れの中、青森がいかにその中心たりえるのか、そういう視点で経済、社会保障など様々な課題に、幅広い視野、多極的な視点で考えていくことが何よりも重要だと思っており、青年局の皆様も自分のこととして考えて欲しいと挨拶する津島淳衆議院議員】

【昨年は補欠選挙の予定であったが、最初に青年局とともに街頭演説をスタートしたことが私の政治活動のスタートになり、その時の経験が、本番の選挙運動に大いに役立ち感謝しています。選挙権年齢が下げられ、若い人に、いかに政治に関心を向けてもらうのか、青年局世代の活動に期待したいと挨拶する木村次郎衆議院議員】

【前鳴海局長の意志を引き継ぎ、これからの青年局活動をより一層活発なものとするために全身全霊で頑張りたい。「政治は国民のもの」という言葉は、1955年の自民党立党宣言の冒頭の言葉であり、私たちはしっかりとこの言葉を胸に刻み、皆様の声に耳を傾け活動していくと挨拶する花田新青年局長】

【約100名が出席した青年局大会】

〇鈴木青年局長講演要旨

 現在のわが国は、明治維新の時代に勝るとも劣らない国難に直面しており、当たり前にやってきたことを続けるだけでは、乗り越えていくことはできない。
 世界の時価総額が大きな企業を並べると、上位の会社は30年前、40年前は無かったが、日本は未だにメガバンクだったり、NTTだったり、昔ながらの会社がトップ10を占めており、企業も人も含め、新陳代謝をしていかなければ生き残ることはできない。
 日本はチャンスが少ない社会であり、一回、長期雇用の中に入れば守られるが、入ることができなければ再チャレンジできない社会になっているが、一人ひとりが、どうやって活躍の場を見つけることができるのか、状況に合った制度を、われわれはつくっていかなければならないし、国内の変化の緩やかさに安住して、今までと同じ仕組みを維持する政治をしていては、国際競争に勝てず、地方自治も同じであると思う。
 全ての市町村が等しく発展していくことは無理なので、どうやって差別化していくか、それぞれの地域や国ができることをしっかりと伸ばすことが、これからの時代の挑戦だと思う。
 リスクもないがチャンスもない社会になるのか、あるいは、リスクはあるがチャンスがたくさんある社会になるか。
 それを選ぶのは政治家ではなく、皆さん一人ひとりが、どちらかのビジョンを持った政治家を選んで欲しい。

〇青年局大会パネルディスカッション

【司会】
成田和美幹事長
【パネリスト】
鈴木馨祐 青年局長
鳴海惠一郎 県議会議員
花田 栄介 県議会議員
齊藤直飛人 県議会議員

【主なディスカッション内容】
・これからの農業はどうあるべきか
・18歳選挙権、電子投票についてどう考えるか
・医療費の増大を抑制するため、予防に力を入れなければならないと思うがどうか
・若者が政治に参加するにはどうすればよいのか