移動政調会

令和5年09月23日14:00~
ゆーさ浅虫 4階 会議室

漁師は不安になっているので、隠さずわかりやすく継続的に説明してほしい。

いままで情報提供に関して不十分であったと重く受け止めているため、漁師さんお一人お一人への情報発信については各支所にご協力を頂いて行っていきたい。

大量へい死した平成22年より海水温が高く(27℃)、引き上げた時に半分生き残ってくれればいいと思っている。

現在ホタテの状況を把握することが出来ないが、一次産業の収入の不安定さは理解しているので、調査が進めば漁業者に対してどういった形で対策ができるか考えていくし、目配りをして取り組んでいきたい。

水揚げをしてみて、収入が見込めない場合は国が責任を持って速やかな支援をお願いしたい。

補償は長期に渡ることも考えられるので、東京電力も国も責任を持って支えていく。

ホタテに関して漁期は終わっており、今は加工品を消費してもらいたい時なので、その部分を理解してもらうよう発信して欲しい。また、加工屋さんを助けることもお願いしたい。

生産者と消費者のそれぞれの立場で意見が折り合わないという状況があるため、青森の本当のほたてを理解して消費が進むよう取り組みを進める。現在は漁期ではないことは理解をしているが、消費者にはそれが伝わっていないため、加工品の消費が進むように努めていく。

高水温に強いホタテづくりの研究予算を組んで促進してもらいたい。

ここ最近、三年に一回程度高水温悩まされ漁師の方が何とか綱渡りで乗り越えているので、耐性がある品種改良に本気に考えた方がいいということは理解をしているため、すすむよう取り組んでいきたい。

30万トン、40万トンのホタテが北海道から入ってくると値崩れしてしまうだろうし、業者もそれを見越して買い入れを控えている。

陸奥湾ホタテガイ総合戦略チームでも深く掘り下げて、政調会からも提言して取り組みをしていく。加工品が余っているのでそれを流通して消費してもらうことが大事なので、本質を理解してもらう情報発信をしていきたい。

ハサップの衛生問題もクリアしていくつもりなので、中国ではなくてEU等別の販路拡大をして欲しい。

より多くEUに入出するチャンスだと思う。世界的には成貝の需要があるが、実際どのような需要があるのかの情報を提供していく。国やジェトロにおける販路拡大の取り組みにおいて商談会で積極的にPRすることも考えられるし、ハサップの取得支援もしていかなくてはならない。

ナマコ漁が10月中旬から始まる計画であるが、もうはじめから買わない業者や安ければ買うかもしれないということで、漁をしていいのかしない方がいいのか補償はどのような方針かを示して欲しい。もっと踏み込んだ補償を出してもらわないと困るし、特にナマコ専業の漁師は収入がなくなる。

漁の判断が付かないという事を理解したので、今後の補償がどのような形で可能か水産庁へ申し入れていきたい。アルプス処理水に因果関係がある部分については、補償の対象にすべきという事は申し上げていきたい。

補助金で新しい機械を購入して喜んでいるものの、借金はあるため若い担い手が子育て、教育にもお金がかかるので補償をして欲しい。

漁業を志してこの業界に飛び込んでいただいた方々がコロナを乗り越えてこれからという時に、アルプス処理水に端を発した中国の禁輸の問題があるので、このような方々を守る対策を考えていきたい。

ホタテを買ってくれる方が価格保証してくれれば、自ずとその価格で売れていくので問題はなくなる。

当たり前に作って当たり前に売っていきたいという願いをかなえられるよう、努力していきたい。

移動政調会の様子
移動政調会の様子