第74回定期大会・令和6年活動方針

令和6年7月21日
青森市 アップルパレス青森

支部党員約170名出席のもと第74回県連定期大会を開催、令和6年党運動方針(案)や規約の一部改正などを原案通り決定しました。運動方針と県連会長 津島淳衆議院議員の挨拶は以下のとおりです。

自由民主党青森県支部連合会令和6年党運動方針

津島会長挨拶


私たち自民党の原動力は、党員・党友の皆様です。皆様が自民党への共感をもとに新たな同志を募るその営みです。青森県連においても多くの先人方が、献身的に党勢の拡大にご尽力くださって、今の私たち県連の土台があります。皆様には、日頃より、党勢拡大に一方ならぬご尽力を賜り、おかげさまで党員数を昨年度は増やすことができました。県連会長として心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。

昨年十月二十五日、父津島雄二が他界いたしました。故人生前中、皆様に大変お世話になったことを心より感謝申し上げます。私は、亡き父、さらには安倍晋三元総理・総裁をはじめとする先達の遺志を受け継ぎ、より一層、国のために尽力してまいります。

さて、わが党一部旧派閥の不適切な政治資金の取り扱いに端を発した問題では、国民に大きな不信の念を抱かせ、党員・党友の皆様には苦言が殺到する事態となっていることを心よりお詫び申し上げます。今や、わが党のガバナンスのみならずあり方自体が問われていると言っても過言ではないでしょう。

「先ず隗より始めよ。」

私自身がそして国会議員が出来るところから行動を起こしていく、という姿勢が求められているのではないでしょうか。

第五十五代内閣総理大臣・自由民主党第二代総裁石橋湛山先生は、「政治家の私利心」という語録を残しておられます。

「人間は誰でも私利心をもっている。自分はもっていないと云ったら噓になる。しかし政治家の私利心が第一に追求すべきものは、財産や私生活の楽しみではない。国民の間からわき上がる信頼であり、名声である。これこそ、政治家の私利心が、何はさておき追及すべき目標でなければならぬ。そうでないなら、政治家をやめてほかの職業にかわるがいい」この言葉は、石橋湛山先生が1968年10月5日号の東洋経済新報に寄稿したものです。

私は、今こそこの言葉を心に銘記し、行動を起こさねばならないと思っています。名声を望むか、いや、それすらも心からなくし、ただひたすらに国の安寧と国民生活の安定を図るために汗をかき続ける。地元において県民の悩み・苦しみに対する強い共感と改善のためのあらゆる努力を積み重ねていく。この思いに対し、多くのわが党所属の国会議員に強い共感と連帯を働きかけていく。こうした姿勢を行動で示してこそ、信頼回復につながるものだと思いますが、いかがでしょうか。

今こそ「党風一新」です。昨年度皆様のご理解のもと掲げたこの旗印を今年度も引き続き高く掲げ、私は党改革の先頭に立ってまいります。滝沢求会長代行はじめ県選出国会議員の皆様、高橋修一幹事長はじめ県議会議員の皆様、市町村長、市町村議会議員の皆様、県連所属の党員・党友の皆様のご協力を切にお願い申し上げます。

皆様、ともに歩んでまいりましょう。より良い青森県づくりのために課題を一つ一つ解決し、来るべき県民の審判に臨んでまいりましょう。